概ね顔合わせも終わり連携も順当、セツさんの仕事も無事進行した所で、明日のライブに向けての練習。
共感力の高さはコミュニケーションには役立つ反面、八方美人で独自性を潰す。
不遇を教訓として話す人もいれば、不可侵なトラウマとして話す人もいる。まるで、不幸に囚われた過去を必要としているかの様に。
目の前に三角柱が置かれている。一面には「悪いあの人」一面には「可哀想な私」と書かれてる。友人に相談する人は、悪いあの人を非難するか、可哀想な自分をアピールするかの二つしかない。それを聞いてくれる人がいても、いっ時の慰めが限界、ならばどうするか。答えはもう一面に記されている。「これからどうするか」。同調には、語り合う事が存在しない。
2023.6.16 これからどうするか
投稿日:2023年6月16日 更新日:
執筆者:見立 敦