食べさせたくも無ければ、獲物にされるのも堪らない。
でも鬼にも家族がいて、敵だからと言っても絶滅は望まない。
争いたくないけど他に道が無くて、打つ手なしというか反論の余地が無いというか、どうしようもない。
でも直ぐ出てきた本心、そういうのは墓場まで隠し通すはず。
それが出てきたという事は諦めきれないということ。
そういうのはいずれ我慢しきれずに万倍にもなって爆発する。
しかもそれが一番面倒なタイミングで発生し、一番面倒な方向に突っ走っていく。
そうなると危険は増え、不必要な迷惑を生み、人生墜落の可能性を孕む。
納得してないから向き合う、取り立てて重大な事であれば、尚のこと後悔する。
真っ新に考えて「何がしたい?」となると絶滅は御免、しかしそれだけでは決められない。
それ込みで結論を出す事。結論が出ない段階で結論を出すという意味不明さ。
爆発してからでは手遅れだし、他でもない昔からの特別だから。
それに、あの二人の事も気になる。あの二人は人間を食べないが、人型で知能も高い。
二人が嘘を付いているのか、人間を食べなくても知能を保てる例外なのか。
もし皆がそうだったら共存出来る道があるかも知れない。
しかし、この事を知らずして、そういう例外に薬品を流されては宝を失う。
知っていたら、なぜそういう例外がいるのか聞けるかも知れないし、共存出来るヒントになるかも知れない。
しかし、それも彼らが計画を実行に写す前に確認する必要がある。猶予は僅か。
人を見れば目の色を変えて襲って来るのが鬼、しかし二人には恩もある。
好きに選べ、俺も肩を貸す。
どんな選択でも大丈夫「無理でもやる」が得意なら、後悔しない未来は作られる。
代官山で蒲田の話しと沖縄の保留内容の確認✍️