辻田さんと初顔合わせした高円寺はとても寒く、ホッカイロを貰ったり、元同僚も立ち寄ってくれて、マフラーを貸してくれようとしていた。
11月8日の選曲を決定。
「内容が良ければ人間的未熟さは許される、その典型に教えを乞うかどうかは貴方が決めなさい」映画やショーは受動的で、時間を消費して楽しむ事だった。
これからはゴールが予め設定されておらず、変化しながら進行し、その能動的な動きは脳を拡張させる。
自宅にいながら素手で触れられる様な空間。自らの意思で歩く感性、時間の消費ではなく意味が求められ、意味を感じる事は豊かさになっていく、誇示と萎縮に絡め取られ、眩しいまでの創作の季節の中に、立っていた。
2020.10.17 高円寺
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執筆者:見立 敦